山口歯科医院

歯周病指導医・専門医山口文誉

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山口歯科医院 院長 山口文誉が、お問い合わせの多い内容のご返答や、
医院であった出来事などを書き綴っていきます。

76:歯周審美矯正治療(歯周病によるブラックトライアングルの解消)

48歳女性 歯周病治療+矯正治療
「上の前歯の歯茎が腫れて痛む。歯並びも悪いので口元が気になって思い切り笑えない。」

という主訴をお持ちで来院された患者様です。

歯周病検査の結果、全体的に歯周病があり特に上の前歯には7mmの歯周ポケットが確認出来ました。
歯列および咬合に関しては左上前歯部の反対咬合など特に上下顎前歯部に歯列不整が確認出来ました。

まず、通常どおり歯周病の進行を抑える為に歯周病治療にて炎症のコントロールを行います。

歯周病により腫れていた歯肉が健康な状態へと向うと、歯周病により吸収した歯槽骨の形態に寄り添うように歯肉が引き締まり退縮してしまいます。

歯周病が強く歯槽骨の吸収が顕著な場合は、歯肉の引き締まりが強くおこり、歯根が露出したり、歯と歯の間に三角形の黒い隙間(ブラックトライアングル)が出来てしまうことがあります。
上記の治療写真(歯周病治療後 再評価時)にて上顎前歯部の中央間に認められる隙間が、このブラックトライアングルです。

このブラックトライアングルは審美的に大きな問題となりますので、矯正治療にて解消していきます。
歯と歯の隣接しているコンタクト部の膨らみを研磨し微調整しながら歯を矯正移動させ、このブラックトライアングルを消していきます。