山口歯科医院

歯周病指導医・専門医山口文誉

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山口歯科医院 院長 山口文誉が、お問い合わせの多い内容のご返答や、
医院であった出来事などを書き綴っていきます。

自費治療と保険治療の 4つの大きな違い(補綴治療;かぶせ物)

費用  色調  強度  適合

費用(コスト) 自費治療は特殊材料と複雑な工程を踏む為にコストが掛かります。

色調(審美性) 強度
自費治療の場合セラミックが使用でき、色が多種多数あり、自由に白さも設定でき・歯の色調・形態の再現性に非常に優れ、変色・着色も無く天然の歯とほぼ同様に作成する事が可能です。
保険治療の場合、材料的制約・制限があり、プラスチックを金属にコーティングしています。
(前歯部のみ。臼歯部:奥歯は、全て金属色です)。プラスチックの最大の欠点は、変色・着色を引き起こす材料ということです。さらに、色も2種類しかなく色の再現性は極めて困難となります。

【(セラミック+金属)の審美&高強度 マテリアル】
以前の自費治療による審美修復は、セラミックのみでの作成は強度的に問題があるとされ、金の含有量の異なる3種類の金属(下記参照)にセラミックを被覆し作成 (MB;メタルボンドセラミッククラウン)していました。しかし、内部の金属色が透過し歯が灰色がかり、特に審美的に重要となる前歯の修復にあたっては、自然感の再現性に問題がありました。
(MBは、金属が内蔵されているため強度的に大変優れ多数歯に及ぶ場合・力の強くかかる場合は、とても有効で現在も頻用する補綴物です。)
=金の含有量による3種類の合金=
保険治療 金銀パラジウム合金   金12%(2.88カラット)の含有の合金
自費治療 セミプレシャス合金  金50%(12カラット)含有の合金
自費治療 プレシャス合金    金75%(18カラット)以上の高純度の金合金

【メタルフリー(金属を使用しない)最新・最先端審美 マテリアル】
しかし現在、材料の進歩と共に金属に変わる強固な材料が使用可能となり、全て白い材料にて修復物を作成できるようになり、金属色が透過するという問題も改善され、強度的に充分かつほぼ自然な歯に修復できるようになっています。(オールセラミックポーセレン・ジルコニアセラミック)

適合 (密封性)
歯科臨床において治療修復(かぶせ物 )部位のほとんどが実は、再度治療のやり直しというケースです。保険治療の場合、材料の制限があるため、適合に問題があり(歯-かぶせ物との隙間の密封性)、その隙間から細菌が侵入し、虫歯・歯周病に再度罹患してしまいます。保険治療にてコストを抑え、何度もやり直すのも方法の1つですが、その都度歯は削られダメージをうけ、終いに歯は折れ抜かなくてはならないという事態に陥ってしまいます。
当医院では、自費治療にあたっては、出来る限り適合(密封性 )を高め、修復物 (かぶせ物 )を長期に使用していただけるよう、高精度の材料を使用し充分な時間を頂き(1時間程度 )型取りし変形の最小の石膏を用い歯の状態を再現し、長年のパートナーである歯科技工士に顕微鏡下で修復物を作成していただいています。最終仕上げまでに 2~ 3回程、ステップ毎のチェックをはさみ、細心の注意を払い、精密に仕上げていきます。