山口歯科医院

歯周病指導医・専門医山口文誉

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山口歯科医院 院長 山口文誉が、お問い合わせの多い内容のご返答や、
医院であった出来事などを書き綴っていきます。

39:インプラント治療におけるCTの重要性について

【インプラント治療におけるCTの重要性について】
インプラント治療を安全に行う上で最も大切な事は、神経・血管などを傷つけないように適切なインプラントの長さ/大きさを選択する事です。
CTは、ほぼ原寸大の大きさで確認出来るため、安全にインプラント治療を実施する為の、適切なインプラントの長さ/大きさ選択する事が出来ます。

【上顎洞/下歯槽管神経;重要な解剖学的条件】
インプラント治療を行う上で、上顎/下顎共に特に注意をしなければならない
重要な解剖学的条件があります。
* 上顎は、『上顎洞』という副鼻腔です。
頭部には沢山の空洞があります。目も鼻も口もそうですが、
その他に鼻腔に隣接した副鼻腔という4つの空洞があります。
その副鼻腔の1つに『上顎洞』という目の下辺りの頬の内部に空洞があります。
『上顎洞』は、上顎臼歯部(上顎の奥歯)にインプラントを行う上で注意が
必要となります。インプラント治療は、骨内に支持を求めていくのですが、
上顎洞には骨が無いので、上顎洞までの距離を測定し骨量が不足している
場合には、上顎洞内に骨造成が必要となります。
(参照:上顎洞挙上術)
* 下顎は、『下歯槽管神経』です
『下歯槽管神経』は、下顎の知覚・感覚をつかさどる神経です。
『下歯槽管神経』に触れると、アゴの部分の感覚が麻痺する恐れがあります。
『下歯槽管神経』までの距離を測定する事は、下顎のインプラント治療を行う上で
必須です。その距離から適切なインプラントの長さを決定し治療にあたります。