山口歯科医院

歯周病指導医・専門医山口文誉

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山口歯科医院 院長 山口文誉が、お問い合わせの多い内容のご返答や、
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細いインプラントの可能性(φ1.8mm/2.2mm/2・4mm)

Int J Periodontics Restorative Dent.           2007 Oct;27(5):449-55.
Narrow-diameter implants: a restorative option for limited interdental space.
Froum SJ, Cho SC, Cho YS, Elian N, Tarnow D.

インプラントの標準径は約4.0mm程度だが、本論文で使用されているインプラントは1.8mm/2.2mm/2・4mmと大変細いインプラント(Dentatus社)を使用し27名48本全てが成功したと、症例報告している。

インプラント治療は、通常最終的な歯が入るまで3~4ヶ月の治癒期間が設けられる。
その間の仮歯を支えるための一時的な暫間インプラントとして、このインプラント(Dentatus社)は開発されたものである。しかし、この細いインプラントも通常の4.0mmインプラントと同様の骨結合を示すことが2005年に確認された事をうけて、本症例にあたったものである。

細いインプラントの臨床応用に関し、確実性を示すにはまだ道のりがあるが、可能性を示している。
細いインプランを使用することで今までの骨造成法がキャンセルされ患者様に負担を掛けることなくインプラント治療を行えることは大きいと考える。スペ−スが限られている場合・骨量が不足している場合などの前歯部には大変有効であろう。