山口歯科医院

歯周病指導医・専門医山口文誉

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歯列矯正治療

矯正治療の専門医による矯正治療

矯正治療とは、不自然な位置にある歯を整え、美しい歯並びや正しい咬み合わせ、さらにはバランスのとれた口元を作り出すことです。
美しい口元・すてきな笑顔は快適な社会生活を営む上で必要なコミュニケーション要素の1つでもあります。
当医院では、“矯正治療の専門医による矯正治療”を実施しております。
日時:第4週目(土)AM9:00~PM4:00 (矯正治療相談は無料です。)

マルチブラケット治療

ブラケットとワイヤーを用いた一般的な矯正治療です。出っ歯、うけ口、歯のがたがた、すきっ歯など、成人/小児の歯ならびの問題のすべてが治療の対象となります。

装置は外から目立ちにくい透明のブラケットタイプを使用しています。

マウスピース矯正

以前は、矯正治療といえば『小児』の治療というイメージがありましたが、現在大学病院・開業医共に矯正治療を受けられる患者様の多くは『成人』の患者様です。

成人矯正の場合、お仕事など日常生活に矯正治療が影響しないよう矯正治療の装置を目立たなくする工夫が重要となります。

当医院では、透明のマウスピースにて矯正を行う画期的な方法もお受け頂く事が出来ます。

歯周矯正治療(歯周病治療+歯列矯正治療)

より重度な状態へと歯周病が進行すると歯周病治療のみの単独アプローチでは、なかなか治癒しないことがあります。

そのような場合 ①歯周矯正治療(歯周治療+矯正治療)、 ② 歯周補綴治療(歯周病治療+補綴治療:被せもの)、などのコンビネーションの治療を行っていく必要が出てきます。ここでは特に ①歯周矯正治療(歯周治療+矯正治療)について簡単にご説明していきたいと思います。

歯周病により歯槽骨(歯を支えている骨)が溶かされると歯槽骨の形態はガタガタになり歯肉とのギャップが出来、歯周病原菌悪玉菌を産生する深い歯周ポケットが形成されてしまいます。

さらに、歯槽骨の支えが少なくなる為に通常の噛み合わせの力でも異常な力と受け止めてしまい、歯は色々な方向へと病的に移動してしまいます(図1)。

このような場合に、歯周矯正治療(歯周治療+矯正治療)は力を発揮します。 歯周病による病的移動した歯の並びを改善しながら、歯周病により不整となった歯槽骨(歯を支えている骨)の形態も滑らかに改善することが出来ます。

Eruption:
歯牙挺出による歯槽骨形態の改善

  • 左図4番の歯槽骨(歯を支えている骨)が、歯周病により溶け陥没しています。
    (左図矢印↑)

  • 3・5・6番のブラケットを同じ位置に装着し、4番のブラケットのみ下方に装着します。ここに真直ぐに回復するように形状を記憶してあるワイヤーを装着すると、ワイヤーが元の真直ぐな状態へと戻ろうとする力が働きます。

    その力で、4番の歯を上方へ引っ張りだす事が出来ます。 歯と歯槽骨(歯を支えている骨)は線維により結びついています。

    4番の歯を上方へ引っ張りだす事で歯槽骨も一緒に吊り上げられ歯槽骨の陥没を盛り上げ骨形態を改善させる歯周矯正治療です。

  • 下方に装着していた4番のブラケットが、3・5・6番のブラケットと同じ位置まで上がり(歯牙挺出:Eruption)、吊られて4番の歯槽骨も盛り上がり、当初見られた歯周病による骨の陥没が改善されております。

Up-light:
整直による歯槽骨形態の改善

  • 左図6番の歯は抜歯し欠損しています。6番を抜歯した後に治療せずそのスペースを放置した結果、その空隙スペースを埋めようと7番の歯が倒れ込んできてしまっています。
    左図赤矢印方向へ7番傾斜↓

    傾斜した7番手前部分は歯ブラシがし難く・磨き残しが起こり易く歯周病により歯槽骨(歯を支えている骨)が溶け陥没しています。(左図黒矢印→)

  • 欠損部の6番に倒れ込んできた7番を元々あった位置へ戻すように、右上方向へ(赤矢印→方向へ)起こし整直させる矯正力をかけます。

  • 倒れ込んでいた7番は起き上がり(整直:Up-light)、当初あった7番の位置に戻り手前の歯槽骨の陥没も7番が整直する事で引っ張られて改善しております。(左図黒矢印↑)

Translation:
骨欠損に向う方向/
骨欠損から離れる方向への
歯牙移動による歯槽骨形態の改善

  • 左図4番の歯は抜歯し欠損しています。5・6番の左側には歯周病により歯槽骨(歯を支えている骨)が溶けて陥没しています(黒矢印→)。

  • 5番の歯は、骨欠損に向う方向(青矢印←)に移動させながら4番の欠損も埋めるよう移動します。それとは反対に、6番は骨欠損から離れる方向(緑矢印→)へ移動します。

  • 5番は、骨欠損に向う方向へ移動する事で骨欠損が改善しております。(骨欠損は改善しましたが、組織学的に歯周組織の再生が起きたかは解りません。)

    6番は骨欠損から離れる方向へ移動する事で骨欠損が改善しております。さらに、5番は欠損していた4番へ移動し現在5番部に欠損が移行しています。

歯周病患者における矯正治療時の注意点

歯周病は強い力がかかる事で、より強く歯周病が進行する可能性があるとも考えられております。

この矯正力も強い力になりますので、確実に歯周病治療を行った後に矯正治療へと進む事が大変重要となります。